INTERVIEW

社員紹介

可能性が無限だから、興味がつきない。アルギン酸を知るほど仕事が楽しくなっていく。

ビジョン重視タイプ

営業部/2014年新卒入社

猪狩 伸忠

NOBUTADA IGARI

入社して初めて知った
アルギン酸の奥深い世界

KIMICAを選んだ理由
大学では食品生産学科に所属し、食品の製造や微生物について学んでいました。就職先を選ぶとき、KIMICAに入れば食品業界全般に関われるんじゃないかと考えたんです。最初は技術開発部に配属となり、アルギン酸の食品アプリケーションを調査していました。
たとえば、生地の表面に塗布することで油を吸いにくくしたり、餅に混ぜて粘度を高めることで長時間煮込んでも溶けにくくしたりと食べ物の機能にどう役立つかを実験する役割です。その後に製造部を経て営業部に転属し、現場での経験を活かして詳しい説明ができるようになりました。
入社してからの変化
営業職といっても新規開拓というよりは、問い合わせを受けてご説明に伺ったり、メーカーさんと一緒に新商品の開発に取り組んだりするのが主な役割です。成約を結んだ案件でヒット商品が生まれたときはやっぱり嬉しいですね。
「KIMICAのアルギン酸が入っている」と表に出ることはほとんどありませんが、コンビニやスーパーでその商品を見つけたときは裏面の成分表示を見てニヤニヤしています(笑)。世の中でこれほどたくさん使われていることを誇りに感じ、今ではアルギン酸が入っている商品をあえて選ぶようになりました。

わずか0.1%で起きる変化
秘められたパワーに魅せられる
印象に残っている仕事
アルギン酸が入っている商品と言っても、たとえばパンだったら材料に対して0.1%程度です。それほどわずかな量でも違いは明らかで、パンの生地がふわっとやわらかくしっとり仕上がるんです。初めて試食したときにはその変化に驚きました。
食品メーカーや製薬会社との開発は長いときには一、二年がかりの案件もあります。中には商品化に至らないケースもあるのですが、その成果が数年後に他の製品で採用されることもある。そこが面白いところです。技術開発をして自分でその結果を確かめる。人にも会うし、現場にも行く。いろんな体験ができる仕事なんです。

KIMICAで成し遂げたい夢

ヒットの裏にアルギン酸、
無限の可能性に夢が広がる

すでにあらゆる業界で活用されているアルギン酸ですが、まだまだその使い道は無限にあります。
たとえば近頃では調味料の新商品に使われました。
アルギン酸でコーティングした小さな粒の中に調味料が入っていて、
噛むと薄い膜が破れて味がするというもの。今でも売り切れが続いている大ヒット商品です。
商品はヒットしても、アルギン酸という成分はなかなか人には知られません。
この、不思議な魅力を持つ成分の存在をもっと知ってもらって、
最先端医療の分野で人の役に立つなど活用の幅を広げていきたいですね。

就活生へのメッセージ

答えがないから深みにはまり、
どんどん楽しくなっていく

私は大学で食品関連の学科に所属していましたが、
正直、何をしたいかがはっきり分からなかったんです。
でも、決まっていなかったからこそKIMICAでアルギン酸を軸に
いろんな業界や商品に関われると思ってこの会社を選びました。
その選択は正解だったと思います。
アルギン酸は知れば知るほど奥深さが見えてきて
「こんなこともできそう」「こんな商品に使えそう」と興味がつきません。
だから仕事がどんどん楽しくなっていくんです。
答えがないからこそ、秘められた可能性を探っていくことが楽しいですね。