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地域社会への貢献

ひとりひとりを見つめる
社会貢献活動。

地域社会への貢献

ひとりひとりを見つめる
社会貢献活動。

地域社会に貢献する活動に積極的に取組むことも、大切なミッションと考えています。
それは、ひとりひとりの豊かな暮らしづくりに貢献することにほかなりません。
日本、チリ、そして世界へと活動を広げていきます。

日本での取組み

千葉プラントは、緑豊かな自然と海に囲まれた千葉県富津市に立地しています。富津市には、社会福祉向上のための寄付、花火大会への協賛、ふるさと納税応援制度、地域清掃のボランティア活動などを通じて、豊かなまちづくりに貢献しています。当社代表取締役の笠原文善は市の経営改革委員を6年間に渡って務め、市の財政健全化に貢献してきました。
また、コロナ禍で逼迫する医療体制を支えるため、地域の感染症指定医療機関への寄附も行っています。定期的に地元の高等学校へ出向いて出張授業を行ったり、定年退職後のシニア世代を積極的に雇用するなどして、幅広い世代の活躍も応援しています。毎年必ずOB/OG会を開催し、当社の礎を築いた先輩方に感謝の意を表し、亡くなった先輩社員を偲び供養する物故従業員追悼会を催しています。

▲当社 社長(左)より富津市長(右)へ寄付金の贈呈

▲地域清掃ボランティアには沢山の社員が参加しています

チリでの取組み

当社は、1988年から豊富な海藻資源に恵まれた南米チリに製造拠点を構えています。工場が立地するパイネ市には、日本大使館と共同で救急車や救助工作車を寄贈し、地域社会の安心・安全に貢献しています。アルギン酸を抽出したあとの海藻残渣は、豊富なミネラルを含む良質な土壌改良材です。これを近隣の農家に提供することも地域貢献のひとつです。
昨今、パイネ市では降雨量の減少による水不足が社会問題化してきています。飲料水や生活用水を井戸水に頼る地元住民にとって、この影響は深刻です。そこで当社はタンクを設置し、近隣の住民の皆様向けに無償で飲料水を提供する試みを開始しています。

▲パイネ市への救助工作車の贈呈式

▲パイネ市へ贈呈した救急車

▲工場近隣住民向けに設置した飲料水タンク

海藻は需給バランスの変化によって価格が大きく上下する市況商品です。そのため、チリの漁民は収入が安定せず、不安定な暮らしを余儀なくされてきました。当社は、現地の海藻調達会社3社に資本参加して、市況に惑わされることなく継続的かつ安定的に漁民から海藻を買い取っています。この購買方針は、投機的な海藻乱獲を抑制しただけでなく、漁民の収入を安定させ、彼らの生活水準を飛躍的に向上させました。
また、資本参加する現地の海藻調達会社を通じて、海藻収集に児童が動員されていないことを確認しています。

飢餓をゼロに~国際連合世界食糧計画WFP協会を通じて~

国連の世界食糧計画(WFP)は、紛争地などで飢餓に苦しむ人々を救済(毎年約80カ国8,000万人に食料を提供)し、地域の安定と平和構築に貢献しています。当社は、この取り組みに賛同し、2012年より、この活動を支援する認定NPO法人国際連合世界食糧計画WFP協会の評議員として、積極的にこの活動に協力してまいりました。
世界食糧計画(WFP)の活動は世界的に高く評価されており、2020年にはノーベル賞(平和賞)を受賞しています。

▲WFP評議員としての活動を称える盾

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

株式会社キミカは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

  • 地元の高等学校での出張授業
  • 日本大使館と共同で救急車や救助工作車を寄贈
  • 海藻残渣を土壌改良材として近隣の農家に提供
  • 近隣住民に無償で飲料水を提供
  • 漁民の収入を安定させ、生活水準を向上
  • 飢餓撲滅への取組みを支援(世界食糧計画WFP協会の評議員)

環境方針

わたしたちは、

  • 創業の原点「もったいない精神」を継承し、天恵の資源を余すことなく有効活用して経済価値/環境価値/社会価値を創出します。
  • 漂着海藻を原料とするものづくりを継承し、そのサプライチェーンを安定化して海藻を乱獲の脅威から守ります。
  • 電力や熱源、水資源、化学薬品を極力使用しない生産スタイルを継承し、再生可能エネルギーも積極的に活用します。
  • 環境保全を事業継続の最重要課題とする位置付けを継承し、その取り組みを継続的に改善します。