大先輩の薫陶を受ける
営業部門の若きエース
営業部
# 20代
# 新卒入社3年目
# 体育会系
# 文系
小学校4年生から野球を始め、大学では体育会の野球部に所属していた。根っからの野球小僧だ。右投げのピッチャーだったが肘を故障し、左投げを習得して野手として復帰するという、離れ技も演じた。
「現在は、一人前の営業マンになるために、お取引先への同行訪問や、電話対応から名刺の受け渡しも含めた勉強を続けています」
就活では、自分が面白いと感じる会社を、漠然と探していた。そんな中で出会ったのが、KIMICAだった。
「アルギン酸については、まったく聞いたことがありませんでした。調べると、普段何気なく口にしているものの中にも、アルギン酸が活用されていることに驚きました。しかも、生活に密着しているにも関わらず知名度が低いことを知り、その魅力を多くの人たちに知ってもらえる仕事ができれば面白そうだ、と感じて志望しました」
入社後に2年間製造部で勤務した。インストラクターの先輩社員はもちろん、部門幹部・管理職の人たちの指導を受けて、無我夢中で仕事に取り組んだ。
「誤解を恐れず言うと、体育会系って、横柄な言葉遣いや態度が、気持ちとは裏腹につい顔を出すことがある。そこは上司や先輩から徹底的に直されました。その甲斐あって、というのは冗談ですが、何と業務改善に関してチームが社長表彰を受けることになりました。私は、先輩方に、ただついて行っていただけなんです……。でもドヤ顔で、表彰に臨みました(笑)」
「健全ライフ」を楽しみたいと思っています。一人暮らしで家事もせず、コンビニ弁当や居酒屋などで食事を済ますといった生活を続けていたので、そこから脱却したいという決意表明です(笑)。
野球は就職して辞めました。いまは、地元の友人たちと、バスケットボールとサッカーをやっています。週末はもちろん、時間が合えば、仕事が終わってから集まって、ナイトゲームを楽しむこともあります。
月一回は、旅行に出かけます。知らない土地に行って、美味しいご飯を食べることが好きなんです。静岡や名古屋のウナギ、仙台の牛タンは美味しかったです! 目標は47都道府県の制覇。行ったことがあるのは20都府県程度なので、コンプリート目指して頑張ります! 次は、友人夫婦に子どもが出来たので、お祝いを兼ねて山形に行くつもりです。ラーメンが美味しいと聞いているので、いまからワクワクしています。
就活時点から、営業に携わりたいと考えていた。志望部門への移籍を促進する「ローテーション制度」を利用して、営業部への異動が実現した。
「千葉プラントも東京本社も、本当に雰囲気が良くて、働きやすいと実感しています。学生時代に勝手に想像していた会社イメージ──上司や先輩社員との人間関係に悩むなんてことはKIMICAにはありません。目指すのは、製造と営業の両方を知っている利点を活かして、自社製品の魅力を社会に広められる、アルギン酸のPR代表になること。繰り返しになりますが、いまはひたすら勉強です!」
営業マンとしての心得を教授する「メンター」的存在として寄り添ってくれているのは、元役員で営業本部の顧問を務める大先輩だ。社内では最も年齢差のあるバディということになる。
「営業マンとして、社会人として必要な心構えを、丁寧にわかりやすく、一から教えていただいています。ご一緒するのは本当に楽しいし、懐に飛び込みたいのですが、どこまで砕けて話していいのか悩むこともあります。これもまた、体育会系〝あるある〟かもしれませんが……(笑)」
メンターである顧問に指導内容について聞くと、新人営業担当者に対する心優しい眼差しにあふれている。
◆一から苦労することは大事だけどれも、その苦労を凝縮したエキスを伝えることができれば、過程を短縮して、本人の成長を促すことができる。
◆元々備えている能力、熱意、その考え方が仕事を達成するために不可欠。能力は、入社したことで証明済み。本人は素直でやる気に溢れているので、後は考え方の部分を磨いてほしい。
◆失敗はできるだけした方がいい。いま失敗しても、誰も責任を取れとは言わない。責任を取るのは上司であり、役員なのだから。失敗は、経験として将来につながることを忘れないでほしい。ただし、同じ失敗は繰り返さないこと。そして、致命的な失敗には気をつけるように。
応接時の座る位置や名刺の取り扱いなど、学ぶべきことは数多い。ただ、顧問は懐に飛び込んでくれることを待ち望んでいると感じた。
「わからないことは、調べるか聞くことを心がけています。人をよく観察することも重要だと思っています。理系の人材が中心の会社ですが、ここなら文系の自分でも受け入れてもらえると感じた第一印象は間違っていませんでした。顧問はもちろん、先輩方や上司がフランクに対応してくださることが嬉しいです。ただし、言葉遣いは今後とも気をつけるつもりですが(笑)」
アルギン酸という、果てしない可能性が広がる素材を世界に供給する、オンリーワン企業の営業マンとして大成することを、究極の目標としている。
「かっこいいKIMICAで、かっこいい大人になりたい!」
人に可愛がられる天賦の才に恵まれた、明るくオープンマインドな若手社員が、KIMICAの新たな地平を切り開く。