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700品目の製品を知り尽くす
品質管理のエキスパート

品質管理部マネジャー

# 女性管理職

# 育児との両立

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700品目の製品を知り尽くす品質管理のエキスパート

高校の工業化学科を卒業し大手化学メーカーに就職。結婚・出産を経て、引っ越しを機に地元の企業を探しているうちにKIMICAと出会った。

「座って作業するよりも、動く仕事がしたかったですね。面接に訪れたとき、作業場がチラッと見えて、みなさんがテキパキ動かれている様子が窺えたのが好印象でした」

現在は、品質管理部・第1グループのマネジャーを務めている。製品や原料が規格を満たすかの確認、規格外や異常が発生した時の対応、ラボで行う試験の手順書制定、実験室の環境や計測機器の維持管理など、その守備範囲は広い。何より、700品目にも及ぶアルギン酸製品の品質管理に責任を負う。

「我ながら幅広いと思います(笑)。取引先の業界は多種多様で取引先ごとに、求める規格が異なります。取引先の要望をよく聞き、それに沿う製品を送り出してきた結果が700という品目数です」

1スタッフとして日々の業務に励む中で、自分なりに勉強を続け、部門全体の、手順書の改訂を任されるようになった。そんな頃、管理職に登用されることが決まった。

「機器分析を中心に検査をおこない、機器の管理や、測定手順・作業手順の見直しに没頭し、仕事を楽しんでいた時に管理職昇進の内示を受けました。自分にできるか心配もありましたが、頑張ってみよう! と思いました」

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Privateの楽しみ

念願だった猫を飼い始めました。もう可愛くて可愛くて、仕事が終わると家に飛んで帰ります。つい先日も、壁にキャットウォークを設置しました。遊んでくれるのが楽しみです。
庭いじりというか、家庭菜園にも勤しんでいます。トマトやネギ、枝豆、ピーナッツも育てています。草取りとか水やりとかは大変ですが、仕事を離れて無心になれるんです。リュック型のペット用のキャリアバッグに猫を入れて畑作業をしていたら、近所の人に「お孫さんですか?」と聞かれたときは笑ってしまいました。
近くのアウトレットモールに出かけてショッピングすることもストレス解消になっています。夫と二人で、袖ケ浦とか木更津などの近場にドライブし、周辺の街や公園を散歩することも楽しみです。「あの庭先の花がきれいだね」とか、特に目的もなく歩くのが気晴らしになりますね。

メンバーの教育について

20人近くのメンバーを率いている。新たな知識・経験が得られる、頑張ったことに対しての成果が感じられるなどの喜びも大きいが、管理職の難しさを感じることもある。

「難しいのは、メンバーの教育ですね。メンバーの成長を目的として一人ひとりの目標を明示し、チーフや各チームのリーダーたちとも話し合い、課題として全員に提示します。みんな前向きに取り組もうとしてくれるのですが、ルーティン業務の忙しさとか、取り組んではみたけれど意外に難しかったりして、計画を再度練り直すこともあります。教育において、個々の成長をサポートすることの難しさを感じます。心がけているのは、目的とゴールを明確にする、客観的に全体を見て優先順位をつけて考える、人の話をしっかりと聞く、頑張りをしっかりと評価する、ということです」

だからこそ、教育が目にみえる成果として現れる喜びは、何事にも変え難い。

「成果が上がり、メンバーの成長を感じたときには、『みんなすごい! 本当に頑張ったね!』と、心から嬉しく、そして労いの気持ちが湧いてきます。そんなときは、(頑張ったね!と)自分自身も労います……(笑)」

「キミカスピリット10の約束」という企業理念

KIMICAには、「キミカスピリット10の約束」という企業理念がある。簡潔で本質をつく10個のテーマを、仕事に臨む際の指針として、常に心に刻んでいる。

「入社以来変わらない、企業としてのスピード感に圧倒されます。職場も働く人たちもオープンマインドで、年齢やキャリアに関わらず、誰とでもコミュニケーションが取れる。自分もその一員であることを嬉しく感じています。品質管理部は、まだ成長段階だと思っています。取引先が求めるもののハードルは年々上がっていますし、規制も厳しくなっていきます。それらに後れを取らないように即応し続けなくてはならないですから……」

急激な変化に遅れをとらないための、品質管理のあるべき姿を求めて、そして、よりよいコミュニケーションのあり方を求める道のりは始まったばかりだ。